VulsRepo を v.0.2.5 に更新しました。影響を受けるプロセスの情報や Trivy の情報表示ができるようになりました。また、いくつかの変更およびバグ修正を行いました。
更新内容
追加
- #105 影響を受けるプロセスの情報が表示できるようになりました。
- #143
Trivy の情報が表示できるようになりました。ピボットテーブルに
Path
とTitle
を追加、詳細パネルに Trivy に関する情報表示を追加しました。
- #151 コンテンツの表示・非表示の切り替えができるようになりました。
- #151
Priority
に応じてCVSS Detail
の表示を並べ替えるようにしました。 - #144
CVSS Vector Chart
において、CVSS v3.0
とCVSS v3.1
の区別がつくようにしました。 - #144
Priority
が NVD より JVN の方が高いときに、CVSS Vector Chart
の情報を日本語化するようにしました。
- #137 VulsRepo のバージョンを表示するようにしました。
変更
- #144
データがあるものだけ
CVSS Vector Chart
にプロットするようにしました。 - #151
VulsRepo をバージョンアップした際に
Priority
を初期状態に戻さず、維持するようにしました。 - #162
ピボットテーブルの
AdvisoryID
の幅を広げました。 - #105
ピボットテーブルの
CweID
の幅を広げました。 - #159 Documentation を変更しました。
修正
- #165
warnings
が[]
ではなくnull
のときに、データ読み込みができずPlease Wait...
で止まってしまう問題を修正しました。 - #142
ピボットテーブルの
Red Hat Network
のリンクが機能していない問題を修正しました。 - #160
ピボットテーブルの
Oracle Linux Errata
のリンクが機能していない問題を修正しました。 - #147
詳細パネルの
CVSS Severity
に誤った値が表示されることがある問題を修正しました。 - #153
詳細パネルの
CweID ランクバッジ
にundefined
と表示されることがある問題を修正しました。 - #153
優先する情報が
CweID
を持っていないときに、次の情報のCweID
を表示するように修正しました。 - #160
もし
cvss3Severity
の値が空でdistroAdvisories.severity
の値が存在するときは、distroAdvisories.severity
の値をCVSS Severity
として表示するように修正しました(Oracle Linux 8.2 で事象確認)。 - #162
複数の
AdvisoryID
があるのに、一つしかAdvisoryID
が表示されない問題を修正しました。
Docker イメージ
ishidaco/vulsrepo - Docker Hub
docker pull ishidaco/vulsrepo
docker pull ishidaco/vulsrepo:version-0.2.5
デモ
VulsRepo オンラインデモ を公開しています。
- Amazon Linux 2
- Ubuntu 18.04
- Raspbian 9.13
- Raspberry Pi OS 10
- Oracle Linux 7.9
- Docker コンテナ上の Alpine Linux
に対する脆弱性スキャン結果のサンプルを確認できます。
https://github.com/ishiDACo/vulsrepo/releases/tag/v0.2.5 に対応したものになります。